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五月祭展示に行ってきました!2016 (5)〜電気系学科〜
こんにちは!
技術経営戦略学専攻修士1年の櫛田と、バイオエンジニアリング専攻修士1年の猪瀬です!
五月祭展示に行ってきましたシリーズ2016、第5弾は五月祭の人気企画を一般投票で決めるMFAwardsで、学術企画部門の五連覇を達成した電気系展示「近未来体験2016」の様子をお届けします!
電気系展示を行っている工学部の電気系学科である電気電子工学科・電子情報工学科は、プログラミング、回路、エネルギーなどの情報・電気・電子技術の基礎を学びつつ、コンピュータの基盤となる半導体からコンピュータを動かすOS、さらには人工知能といった最先端技術まで非常に幅広いテーマを扱っています。
五月祭では今年も「近未来体験」をテーマとして、エンターテイメント性あふれる様々な展示が行われていました。
今回は受付でオススメされた目玉企画の学生制作物展示にお邪魔しました。
学生制作物展示では、電気電子工学科・電子情報工学科に所属する学部3年生の授業での制作物を展示していました!
まずは入り口付近でメロディーを奏でていた「Rhubarb Machine」の製作者に話を聞いてみました!
これはどんな機械なんですか?
「既存の音楽を自動的にアンビエントミュージックに再構成する機械で、空間にとけだす音楽を作っています」
アンビエントミュージック・・・?空間にとけだす・・・?
「アンビエントミュージックは旋律を小さく変化させることを基調として、特定の場所や空間に雰囲気を添えることを目指した音楽です
普通の音楽はメロディーがはっきりしているので耳に入ってきてしまうんですが、アンビエントミュージックはメロディーの変化が小さいので人に聴くことを強制せず、周りの雰囲気に溶け込むんですよ」
なるほど!
どうやって既存の音楽から空間にとけだす音楽にしてるんですか?
「元の音楽を部分的に切り取って、そのメロディーを元に再構成しています。なので、どんな音楽でもアンビエントミュージックにできますよ」
すごい。自分の好きな音楽でアンビエントミュージックが簡単につくれる未来、いいですね!
ありがとうございました。
お次はその隣の「THE CLOCKW...ORK」を見てみました!
これはなんですか?
「秒針に目を向けた時、少しだけ秒針が止まってみえることってありませんか?」
あるある!
「それはクロノスタシスと呼ばれる錯覚で、この錯覚を再現してしまおうという機械です!実際にやってみてください」
「まずは右をみてください」
はい。(ぼーっと右を見つめる)
「それでは時計をみてください」
・・・・・・・・・・・・
!!!!!!!!!!!!
一瞬とまった!!!!!!!
写真じゃ伝わらないことは重々承知なのですが、本当に一瞬とまっていました。
「内臓に訴えかける感覚ですよね!!!」
な、内臓・・・?確かに。
なんで止まって見えるんですか?
「センサーで顔を認知して、時計をみたときに実際に0.5秒時計を止めてるんです!」
なるほど!
どうしてこのような機械を創ろうと思ったんですか?
「クロノスタシス現象みたいな『時間ってなんだろう』という不思議があって、そこから役に立たないけど面白いものを創れないかなと考えました」
すごい。日常のちょっと不思議なことを好きに味わえる未来、なんだか楽しそうです。
ありがとうございました。
お次は「Block Clock」という時計らしきものを見つけたので話を聞いてみました。
もしかして、これ止まります?
「止まりません(笑) でも好きな形に組み合わせられます!」
好きな形に組み合わせ???
「みてください」
え!!いいんですかそんなバラバラにして!!!
「大丈夫です、ブロックを繋げばまた表示されます!好きな形に組み合わせてみてください!」
ということで取材陣が挑戦。
これを...
こうして...
ついた!!!!!
USB端子でブロックを繋げて、好きな形にできる「Block Clock」とても面白かったです!
こんな風に時計以外のものも好きにカスタマイズできる未来になったらと思うとワクワクしますね!
ありがとうございました。
お次は、その隣でなにやら盛り上がっている「TiroT」を見てきました。
これはなんですか?
「3本のスティックを”押す”でも”倒す”でもなく、”引っ張る”、”回す”ことで操作する新感覚音楽ゲームです!」
ということで取材陣もトライ!3人で協力プレイができるようです!
「難易度はどうしますか?」
もちろん...ハードで!!!!
頑張る3人。
お!45万点!もしかして高スコアですか?
「70万点でクリアなので、全然ダメです(笑)」
新感覚音楽ゲーム、ハードは難しかったですがとても盛り上がりました。
このように今までにない体験がたくさんできる未来がきたらいいですね!
ありがとうございました。
他にも、子供向けにプログラミングを教えるものや、間近で雷を見ることができるものなど、体験型の工夫の凝らされた展示や実験がたくさんあり、ワクワクする近未来を十二分に体験することができました!
各ブースの方の展示作品についての説明がとても分かりやすいのが印象的で、子供から大人まで楽しめる素敵な企画でした。
今年行くことができなかった方は、ぜひとも来年近未来を体験しに電気系の展示へいってみてください!
取材に協力してくださった電気電子工学科・電子情報工学科の皆様、ありがとうございました。
電気系展示「近未来体験2016」のHPは
こちら
電気電子工学科・電気情報工学科のHPは
こちら
(執筆:櫛田 峻裕 猪瀬 春香)