こんにちは!航空宇宙工学科3年の山添です。

今回は五月祭機械系展示の様子を紹介します。

機械系展示は機械工学科と機械情報工学科によって行われました。

機械工学科はその名の通り、材料、熱、流体、機械力学、機械の設計・生産など機械に関する研究を、機械情報工学科はロボットなどその知能に関する研究を行っている学科です。

今年の五月祭の機械系展示は「どんな人でも気軽に体験できるもの」をテーマに、授業の演習時間に製作したものや、五月祭のために製作したものなどが展示されていました。

まず、車を走らせている子どもたちがいたので、見に行ってみました。

これは自分で制御パラメータを設定して、コースである黒いライン上から外れずに、なるべく速く車を走らせるというもの。
「楽しく制御を学ぼう」というテーマで作られたそうですが、たくさんの子供たちが苦戦しながらも、楽しそうにライントレースカーを走らせていました。

3年生がSセメスターに授業で設計・製作したスターリングエンジンの実演もありました。
スターリングエンジンというのは2つのピストンとその連結部からなる熱機関です。
片方のピストンをバーナーで熱すると、カタカタとピストンが動き出しました。最初はゆっくり動いていましたが、加熱に伴ってだんだん動きが速くなっていき、ちょっとしたおもちゃみたいで可愛かったです。
ちなみになぜ熱すると動き出すのかというと、ピストンの中の空気が膨張と圧縮を繰り返すからだそうです。

このスターリングエンジンの設計・製作は「ものづくりを大切にしたい」という機械工学科・機械情報工学科の方針から、長年続いている授業で、ほとんどの部品を自分たちで作るそうです。

一から設計・製作されているので、同じスターリングエンジンと言っても、少ない部品からなる単純な構造のものから、たくさんの部品からなる複雑なものまで、様々でした。

製作した方にスターリングエンジンを設計・製作した感想を聞いてみると、
「軸のゆがみなどの不具合があると動きすらしないので、単純な構造のものでも、きちんと動くものを作るのはとても難しかったです。きちんと動いたときは本当に感動しました。」
と話してくれました。

他にも、有志による「キカイアート」をテーマにした展示がありました。顔を読み込んで、自動で似顔絵のように変換してくれるものや、神社をモチーフにしたAR(拡張現実)などがあり、たくさん遊んできました。

また、毎年工作教室も行っているそうです。
今年は、砂を使ってガラスを薄く削って模様を描く「サンドブラスト」や、電子部品を使ったアクセサリー作りなどを体験できたそうなのですが、残念ながら取材に行ったときにはすでに終了してしまっていました…。

ものづくりの魅力がギュッと詰まった展示で、改めてものづくりって面白いなと思いました。
ものづくりが好きな方もそうでない方も、今年行くことができなかったという方はぜひ、来年行ってみてください!

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取材にご協力いただいた機械工学科・機械情報工学科の皆様、ありがとうございました。

執筆:山添有紗